所沢には歴史にゆかりのあるお寺や、中世の史跡などが残っています。戦国武将が好きな人にとっては、新田義貞にゆかりのある小手指ヶ原古戦場がオススメです。1333年に北条氏率いる鎌倉幕府軍と新田軍が激突した戦場跡です。周辺市内には、いまでも将軍塚や白旗塚といった小手指ヶ原の合戦に由来する地名が残っています。この古戦場近くでは、1852年にも新田義貞の息子たちが、今度は足利幕府と戦った武蔵野合戦がありました。

もっと古い時代に興味のある人には、所澤神明社がいいでしょう。日本武尊の東征伝説を起源とする由緒のある神社です。東国征討のおりにこの地で休憩をした日本武尊が、天照大神に祈りをささげた場所に建てられたと言われています。毎年6月の第1日曜日にひらかれている人形供養祭が有名です。初詣にも多くの人が訪れることで知られており、元旦の熊手市などもにぎわいます。現在の拝殿は昭和9年に造営されたもので、境内にあるケヤキは市内で1番大きいと言われています。

お城が好きだという人には、滝の城址公園や山口城址、根古屋城址、北秋津城址などが残っています。滝の城址公園では、空堀の跡や曲輪をいまでも見ることができ、本丸があった場所には神社が建てられています。山口城址は商業地として開発するために取り壊しが決められていましたが、保存活動によって土塁や空堀の一部が残されました。根古屋城址、北秋津城址は、現在では遺構をみることは難しいですが、かつて城があったとされる場所を見ることができます。